2018-06

海洋高校釣り指導授業(2017年)

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1.場所
茨城県立海洋高等学校(ひたちなか市和田町3-1-26)
漁具製作実習室


2.日時
平成29年12月19日 1~3時間目(当日は短縮授業のため8:50~11:10)


3.参加者
海洋技術科2年生 31名
指導教員 相場一男、小林辰巳、住谷正敏、小澤航平先生
JOFI茨城 大畠一夫、板垣正、荒井淳一、赤津友海


4.内容
(1)ひらめ釣りについての講義(那珂湊のひらめ釣りの概要説明、仕掛けの説明、えさの付け方、あたりの合わせ方)
(2)ひらめの仕掛けの製作(サルカンの結び方、はりの結び方)
(3)できあがりのチェック
(4)予備の仕掛け(2個目)の製作


5.準備したもの
(1)テキスト
ひらめ仕掛け図、針の結び方等(人数分学校側でコピー)

(2)ひらめ仕掛け部材 65セット+展示用完成品1セット
ハリス フロロカーボン 6号 120cmにカットしたもの
幹糸     ナイロン   8号 110cm
捨て糸  ナイロン  5号 50cm
親ばり  丸セイゴ  16号 活きえさストッパーを付けたもの
孫ばり   チヌ 6号
親子サルカン    4×5号
スナップ付きサルカン  7号
サルカン   7号

(3)仕掛け巻き 65セット
ダンボール紙を7×15cmにカットしたもの

(4)説明・展示用ロッド・リール・仕掛け1セット

(5)えさ付け指導用いわし2~3匹

(6)はさみ、定規は学校側で用意


6.結果・感想など
短縮授業ということで、最初の釣りと仕掛けの説明はできる限り手短にして、仕掛け作りにほとんどの時間を充てました。それでも3時間目終了までに仕掛けを2セット完成できた生徒は半分より少なく、仕掛け作りを教える難しさを痛感しました。

以前から仕掛けのチェックに人手がほしいという大畠の要請でしたが、いざ一人一人に指導を始めると次々に生徒さんたちから声がかかり、4人でも足りなかった感じがあります。3時間授業でしたが休憩の暇がなくずっと指導にあたっていました。

荒井はタブレットを持参して釣り具メーカーがYoutubeにアップしている動画を見せて指導していたのですが、10代の若い世代はスマホやタブレットで動画を見ることに慣れているのがあり、動画を見てうまくできた生徒さんも多かったです。まずはプロジェクターで動画を見せて、指導の時にもスマートフォンやタブレットで見せるとより分かりやすくなると思います。

学校側が用意したはさみが漁具用の古い大型のはさみで、細かい釣りの仕掛けには使いにくく、生徒さんにも不評でした。安いものでいいので釣具店か、あるいは100円ショップでもいいので適度な大きさのはさみを用意した方がいいと思います。

生徒さんの作った仕掛けは締め込みが甘く、何度か繰り返し引っ張るとほどけてしまうケースが目立ちました。歯で噛んで引っ張るように指導したものの、あまりちゃんとやってくれていなかったようで、それよりはペンチがあるとうまくいくと思います。サルカンの結び方よりもはりの結び方が難しく、失敗が多かったためハリスは足りなくなってしまったので、ハリスについては他の糸より多めに予備を用意する必要があります。

先生方とのお話で見えてきた実釣の課題としては、実習船にスパンカーが装備されていないのと、活きいわしを購入するのに県の予算だと口座振込の後払いになるため活きえさ業者が対応していないという点がありました。

昨年までの大畠のレポートにある課題が改善できたかと言われると難しいですが、4人で指導した事でよりよい方向性やアイデアが見えてきたところもあるので、また次回に向けていろいろ考えて準備していきたいと思います。

海洋高校釣り指導授業(2016年)

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今年も海洋高校からの依頼を受け,学校側と打ち合わせの上,ヒラメ釣りをメインとして,釣り方および仕掛け作りの指導を行った。なお仕掛けについては実釣に使用するので,最近のヒラメの活性および活きえさの状態を考慮し,はり等について反映したものにした。
また最近のライトタックルの普及はひらめ釣りも例外ではなく,潮況によっては釣果が上がるので,基本であるラインとリーダーの結び方についても実技指導を行った。


1.実施日および場所
平成29年1月11日(水) 8:50~11:40 (1時限~3時限)
茨城県立海洋高校 漁具製作実習室
ひたちなか市和田町3-1-26


2.参加者
海洋技術科2年生 29名(女子1名含む)
担任 相場一男,小沢航平先生
講師 大畠一夫(海1513)


4.教材
(1)ひらめ仕掛け
親ばり 丸せいご 16号 50本
孫ばり ちぬ 6号 50本
※今回はひらめの活性が低く,えさのいわしが小さいため,はりを小さくした。親ばりには,えさの回転防止用にナイロン糸(8号)でストッパーを加工した。
ハリス フロロカーボン6号 長さ120cmに切断したもの 50本
捨て糸 ナイロン5号 長さ45cmに切断したもの 45本
幹糸 ナイロン8号 長さ105cmに切断したもの 45本
親子サルカン 3×4号(黒) 40個
サルカン 6号(黒) 40個
スナップ付サルカン 6号(黒) 40個
仕掛け巻き 段ボール紙を切断したもの 40組

(2)ライン(PE)とリーダー(ナイロン)の結び方用
ライン PE4号 2mに切断したもの 40本
リーダーナイロン 6号 2mに切断したもの 40本
※練習のため,太めの糸を用い,1組ずつ封筒に入れて,講習時に配布した。

スケール・はさみについては,学校側で用意してもらった。


5.講義および実習内容
1時限目 8:50 ~ 9:40
【講義】
①本日の講義および実習の内容についての説明と,ひらめ仕掛けについては実釣に使用するので,しっかり作るよう生徒に説明した。

②今シーズンのひらめの釣り状況について,水温が高くさかなの活性が低いので昨年より釣れないので,釣る方法を下記により講義した。
・仕掛けの対策
はりを小さく,捨て糸を短くした。実際の仕掛けで説明。
・えさの付け方
孫ばりは,背にかけること。
・合わせのテクニック
潮が流れない時の合わせの方法を,持参したロッドを用い説明。

③ライトタックルを使用したひらめ釣り
最近話題になっているライトひらめについて,実際に使用しているタックル(ロッド,リ
ール,仕掛け)を展示・解説し,ライン~リーダーの結び方について学ぶ必要性を示した。

【実習】ひらめ仕掛け作り
①サルカンと糸の幹糸の接続
サルカン→幹糸
親子サルカン→幹糸

②スナップ付きサルカンと捨て糸の接続
スナップ付きサルカン→捨て糸
親子サルカン→捨て糸
結び方は,初心者でもほどけない,結びこぶをつける方法で指導,また結び終えたら,端
を2mm程度残して切るよう教えた。

(2)2時限目9:50 ~ 10:40
【実習】ひらめ仕掛け作り
①孫ばりの結び方
結び終えたら,ハリスの向きを確認し,端を2mm残してカットさせる。

②親ばりの結び方
孫ばりとの間隔は10cmし,結び終えたら,締まり具合,ハリスの向きを確認し,親
子サルカンに結ばせた。注意点として,ハリスのよじれを重点的にチェックし,ひらめの喰いに影響があると思われるものについては,やり直しさせた。

③結び終えた仕掛けについては,各自チェックし,用意した仕掛け巻きに納めさせた。

(3)3時限目10:50 ~ 11:40
【実習】
①結び方の選択
PEラインとナイロンラインの結び方はいろいろあるが,専用の道具を用いない,結び目が比較的小さいのでガイドの通過がスムーズなことなどから『フィッシャーマンズノット』の結び方を使用した。

②実習
最初に皆の前で結んで見せ,事前に用意したライン(PE4号),リーダー(ナイロン6号)を使用して,その後生徒に結ばせてみた。釣りの初心者では難しく,きちんとできた生徒はほとんどいなかったが,体験させただけでもよかったと思えた。


6 講義および実習についての感想
(1) 教材
ひらめ仕掛け用として,糸はそれぞれ5cmの余裕をとり,各々カットし,バラの状態で箱に入れて持参し,間違いのないよう配慮した。またハリ,接続金具の小物は種別毎にプラケースに入れて持参した。

(2) 講義
昨年の経験から実習に時間がかかるのと,釣りに対する知識が少ないと予想できるので,必要最小限の事項だけにした。

(3) 実習(ひらめ仕掛けの作成)
特にはり結びについて
①糸を押さえる指先の入れ具合
②ハリスのよじれなどがありチェックおよび結び直しに取られる時間が多く,かつ十分なチェックができなかったので,釣り人のアシスタントの必要性を感じた。

(4) 実習(ラインとリーダーの結び方)
本題については少し高度なテクニックであると感じたが,ルアー釣りでは幅広く使っており,またマダイのテンヤ釣り,ライトひらめ釣りでも必要なことでもある。したがって今回新しいことを体験したことは意義があったと思う。

(5)今回の講習について
実際に使う仕掛けを自作して,この仕掛けでさかなが釣れることは釣り人にとっては最高の喜びである。次年度に要請があった場合にも,テーマは仕掛け作りで良いかと思われる。対象として考えられるのは,
①ひらめ 使用糸が太く,シンプルで作りやすい
②めばる 糸が細く,はり数が多い
③かれい 比較的作り易い,バリエ-ションが多い釣り方にテクニックが必要
④いか 潮の状況によりいか角の選択が必要
⑤まだい てんや作りは種々の道具が必要で時間がかかる
①~④については,現在学校で使用しているタックルで釣りができるが,⑤については専用のタックルが必要である。結論としてひらめ仕掛けがおすすめである。

作成した仕掛けを使用するので,さかなが釣れる仕掛けを作ることが必要である。そのためには教える生徒数30人程度なら,アシストを含め3~4人のインストラクターが必要と思われる。

海洋高校釣り指導授業(2015年)

1.実施日
平成27年12月11日(金)
1~3時限目(8:50~11:40)


2.場所
茨城県立海洋高等学校(ひたちなか市和田町3-1-26)
漁具制作実習室


3.担当者(担任)および講義対象者
海洋技術科住谷先生および指導教員2名
海洋技術科2年生32名別途他の教科の先生方4人が受講者として参加


4.講師
大畠一夫(海1513)


5.主旨
学校側としては昨年に引き続き漁業の授業において,「地域の漁具・漁法について実践的な指導をしてもらい,知識・技能を高める」事を目的とし,そのなかでこれから生徒に実習させるヒラメ釣りの仕掛け作成について指導して欲しいとの要請である。
インストラクターとして漁業専門科の生徒・専門教員を対象に最新の釣り技術及び講義を披露できる機会はあまりないので昨年度に引き続き要請を受けた。また今までは時間数が不足していたので増やしてもらって午前中の講義時間を確保した。


6.教材
教材については,間違いのないよう当方で準備し,講義を円滑に進めるため,あらかじめ所定の寸法に切断し,種別ごとに箱に入れ,必要時先生に配布してもらった。

(1)テキスト
ひらめ仕掛け図、針の結び方等(人数分学校側でコピー)

(2)ひらめ仕掛け部材 50セット+展示用完成品1セット
ハリス フロロカーボン 6号 120cmにカットしたもの
幹糸 ナイロン 8号 110cm
捨て糸 ナイロン 5号 50cm
親ばり 伊勢尼 14号 活きえさストッパーを付けたもの
孫ばり 伊勢尼 13号
親子サルカン 3×4号
スナップ付きサルカン 6号
サルカン 6号

(3)仕掛け巻き 40個
ダンボール紙を7×15cmにカットしたもの

(4)PE~ナイロン接続用(練習用に太めの糸を使用) 40個
PEライン6号、ナイロンライン6号を150cmに切断し,1セット毎に封筒に入れ配布

(5)はさみ、定規は学校側で用意


6.講義内容
1時限目 海釣りで使用する道具について
ヒラメ釣りについての講義
①仕掛けの説明
②えさの付け方
③アタリの合わせ方
④ライトタックルでの釣り

2時限目 仕掛けづくり
①サルカンの結び方
②はりの結び方

3時限目 出来上がりチェック
仕掛け使用上の注意点
ラインとラインの結び方(PEラインとナイロンライン)


7.感想および今後の課題
講義について,テキスト内容は理解できたと思う。実習については,ヒラメ仕掛けのみで,ラインの接続方法(PE~ナイロン)までは至らなかった。仕掛けについてはハリスのよれ,ハリ結びの結束の甘さが若干見られたが,インストラクター1人、先生2人ではできた仕掛けのチェックまでは手が回らなかった。
また,昨年気づいた生徒の爪が伸びていて糸がつかめなかったことについては,事前に切っておくようお願いし,生徒については実施してもらったが,他の教科の先生方までは行きわたらなかった。

ヒラメ釣り実習では,1回目は遊漁船が強風で出航を見合わせる中で行い,2回目は北東の風10mで波高高いなか常陸那珂港の港内で実施した。漁業を志す者に,釣りに対する関心を持ってもらうには,魚釣りを楽しい・面白いものとしなければならないが、このような状況では生徒に釣りの喜びを感じてもらうのは難しかった。

海洋高校釣り指導授業(2014年)

1.主旨
釣りインストラクターとして,海洋高校生に対し,地域の漁具・漁法について実践的な指導を実施し,知識・技能を高める。


2.日時
2014年12月17日
茨城県立海洋高校(ひたちなか市)


3.講師
JOFI茨城 大畠一夫 髙濱芳明


6.講義内容
・今年の釣りの現況
・ヒラメ釣りについて(1)仕掛けの説明(2)エサの付け方(3)アタリの合わせ方
・仕掛け作り
・できあがりチェック

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海洋高校釣り指導授業(2013年)

1.主旨
昨年に引き続き、海洋高校より、漁業の授業において「地域の漁具・漁法について実践的な指導をしてもらい、知識・技能を高める」のを目的とし、その中でこれから生徒に実習させるヒラメ釣りを講義のメインとして講習して欲しいとの要請により、釣り指導の授業を行った。


2.日時・場所
2013年12月18日
茨城県立海洋高校


3.担当者(担任)、講義対象者、講師
・海洋技術科的場先生、指導教員3名
・海洋技術科2年生28名
・講師:JOFI茨城 大畠一夫


4.講義内容
・ 講義ヒラメ仕掛けについての説明
・サルカンの結び方はり結び(孫バリ,親バリ)
ハリスとサルカンの結び方
・完成した仕掛けの点検・整理

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