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2018-12

海洋高校釣り指導授業(2016年)

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今年も海洋高校からの依頼を受け,学校側と打ち合わせの上,ヒラメ釣りをメインとして,釣り方および仕掛け作りの指導を行った。なお仕掛けについては実釣に使用するので,最近のヒラメの活性および活きえさの状態を考慮し,はり等について反映したものにした。
また最近のライトタックルの普及はひらめ釣りも例外ではなく,潮況によっては釣果が上がるので,基本であるラインとリーダーの結び方についても実技指導を行った。


1.実施日および場所
平成29年1月11日(水) 8:50~11:40 (1時限~3時限)
茨城県立海洋高校 漁具製作実習室
ひたちなか市和田町3-1-26


2.参加者
海洋技術科2年生 29名(女子1名含む)
担任 相場一男,小沢航平先生
講師 大畠一夫(海1513)


4.教材
(1)ひらめ仕掛け
親ばり 丸せいご 16号 50本
孫ばり ちぬ 6号 50本
※今回はひらめの活性が低く,えさのいわしが小さいため,はりを小さくした。親ばりには,えさの回転防止用にナイロン糸(8号)でストッパーを加工した。
ハリス フロロカーボン6号 長さ120cmに切断したもの 50本
捨て糸 ナイロン5号 長さ45cmに切断したもの 45本
幹糸 ナイロン8号 長さ105cmに切断したもの 45本
親子サルカン 3×4号(黒) 40個
サルカン 6号(黒) 40個
スナップ付サルカン 6号(黒) 40個
仕掛け巻き 段ボール紙を切断したもの 40組

(2)ライン(PE)とリーダー(ナイロン)の結び方用
ライン PE4号 2mに切断したもの 40本
リーダーナイロン 6号 2mに切断したもの 40本
※練習のため,太めの糸を用い,1組ずつ封筒に入れて,講習時に配布した。

スケール・はさみについては,学校側で用意してもらった。


5.講義および実習内容
1時限目 8:50 ~ 9:40
【講義】
①本日の講義および実習の内容についての説明と,ひらめ仕掛けについては実釣に使用するので,しっかり作るよう生徒に説明した。

②今シーズンのひらめの釣り状況について,水温が高くさかなの活性が低いので昨年より釣れないので,釣る方法を下記により講義した。
・仕掛けの対策
はりを小さく,捨て糸を短くした。実際の仕掛けで説明。
・えさの付け方
孫ばりは,背にかけること。
・合わせのテクニック
潮が流れない時の合わせの方法を,持参したロッドを用い説明。

③ライトタックルを使用したひらめ釣り
最近話題になっているライトひらめについて,実際に使用しているタックル(ロッド,リ
ール,仕掛け)を展示・解説し,ライン~リーダーの結び方について学ぶ必要性を示した。

【実習】ひらめ仕掛け作り
①サルカンと糸の幹糸の接続
サルカン→幹糸
親子サルカン→幹糸

②スナップ付きサルカンと捨て糸の接続
スナップ付きサルカン→捨て糸
親子サルカン→捨て糸
結び方は,初心者でもほどけない,結びこぶをつける方法で指導,また結び終えたら,端
を2mm程度残して切るよう教えた。

(2)2時限目9:50 ~ 10:40
【実習】ひらめ仕掛け作り
①孫ばりの結び方
結び終えたら,ハリスの向きを確認し,端を2mm残してカットさせる。

②親ばりの結び方
孫ばりとの間隔は10cmし,結び終えたら,締まり具合,ハリスの向きを確認し,親
子サルカンに結ばせた。注意点として,ハリスのよじれを重点的にチェックし,ひらめの喰いに影響があると思われるものについては,やり直しさせた。

③結び終えた仕掛けについては,各自チェックし,用意した仕掛け巻きに納めさせた。

(3)3時限目10:50 ~ 11:40
【実習】
①結び方の選択
PEラインとナイロンラインの結び方はいろいろあるが,専用の道具を用いない,結び目が比較的小さいのでガイドの通過がスムーズなことなどから『フィッシャーマンズノット』の結び方を使用した。

②実習
最初に皆の前で結んで見せ,事前に用意したライン(PE4号),リーダー(ナイロン6号)を使用して,その後生徒に結ばせてみた。釣りの初心者では難しく,きちんとできた生徒はほとんどいなかったが,体験させただけでもよかったと思えた。


6 講義および実習についての感想
(1) 教材
ひらめ仕掛け用として,糸はそれぞれ5cmの余裕をとり,各々カットし,バラの状態で箱に入れて持参し,間違いのないよう配慮した。またハリ,接続金具の小物は種別毎にプラケースに入れて持参した。

(2) 講義
昨年の経験から実習に時間がかかるのと,釣りに対する知識が少ないと予想できるので,必要最小限の事項だけにした。

(3) 実習(ひらめ仕掛けの作成)
特にはり結びについて
①糸を押さえる指先の入れ具合
②ハリスのよじれなどがありチェックおよび結び直しに取られる時間が多く,かつ十分なチェックができなかったので,釣り人のアシスタントの必要性を感じた。

(4) 実習(ラインとリーダーの結び方)
本題については少し高度なテクニックであると感じたが,ルアー釣りでは幅広く使っており,またマダイのテンヤ釣り,ライトひらめ釣りでも必要なことでもある。したがって今回新しいことを体験したことは意義があったと思う。

(5)今回の講習について
実際に使う仕掛けを自作して,この仕掛けでさかなが釣れることは釣り人にとっては最高の喜びである。次年度に要請があった場合にも,テーマは仕掛け作りで良いかと思われる。対象として考えられるのは,
①ひらめ 使用糸が太く,シンプルで作りやすい
②めばる 糸が細く,はり数が多い
③かれい 比較的作り易い,バリエ-ションが多い釣り方にテクニックが必要
④いか 潮の状況によりいか角の選択が必要
⑤まだい てんや作りは種々の道具が必要で時間がかかる
①~④については,現在学校で使用しているタックルで釣りができるが,⑤については専用のタックルが必要である。結論としてひらめ仕掛けがおすすめである。

作成した仕掛けを使用するので,さかなが釣れる仕掛けを作ることが必要である。そのためには教える生徒数30人程度なら,アシストを含め3~4人のインストラクターが必要と思われる。

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