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2021-05

アメリカナマズ釣り大会(2018年)

1 実施日時・場所
 平成30年6月24日(日)7:30~12:00
 桜川全域(霞ヶ浦に流入する利根川水系の一級河川)


2 概要
 桜川は霞ヶ浦に流れ込む流入河川の一つである。ここで一番の問題となっている魚種はアメリカナマズである。桜川にはブラックバスやブルーギルなどの外来魚も少なからず生息するが,とりわけアメリカナマズは有用在来種を捕食して生態系を乱すだけでなく,鰭にあるトゲで網や漁獲物を破損させたり,手にケガをするなど,種々の問題を引き起こしている。
 アメリカナマズの生息範囲は,これまで利根川水系を中心とされてきたが,近年では琵琶湖及びその周辺においても顕著な資源の増加が見られ,漁業・遊漁での被害が発生するに至っている。
 アメリカナマズは小型サイズにおいても鋭利なトゲを有することから,他の捕食性の鳥や魚のエサになることがなく,さらに環境適応力が高いことから,新たな水域において定着してしまうと加速的に資源量を増していく可能性がある。
 このため,霞ヶ浦の漁業においては迷惑資源として漁獲を通じた水域からの取り出し=駆除が行われてきているが,川幅が狭い河川では大規模な網漁具が使えないことから,釣りによる駆除が有効であるとされ,ここ桜川では,遊漁の釣りと一体となって,生態系を考えながら,釣りを楽しみながら,アメリカナマズ等の駆除に取り組んでいる。

※アメリカナマズ:北米原産,1971年に日本に移入。ブラックバス,ブルーギルなどとともに,特定外来生物に指定されており,飼育・移動・放流などが制限されている。
※桜川漁業協同組合では,平成19年度より河川の在来種の生息に悪影響を及ぼしている外来魚を,「釣り大会」を通じて駆除を実施。JOFI茨城としては平成21年から参加。今年で10年目となる。


4 結果
 当日は強烈な晴天に恵まれ,川は若干の濁り・水量少な目の状況となっていた。
 総参加者数は59名。当取り組み実施当初は100人を超える参加者数であったが,とりわけ東日本大震災以降,参加者は低位で推移してきている。
 漁協は毎年,開催に関する事前通知をプレスを通じて行っているが,以前のような盛況とはなっていない。
 原因としては,一つには,以前には釣り大会後に「アメリカナマズ試食会」を行っていたが,放射性物質の規制がかかっているために食としてのアトラクションを仕組めない状況が続いているということ。もう一点は,取り組みが始まってから10年以上が経過して,釣り人の興味が薄れてしまったのではないかということ。参加者増に関しては主催者も悩むところと聞いているが,集客力アップのため,早期のアメリカナマズの放射性物質規制解除を望むとともに,JOFI茨城としては,釣り道具がない人でも参加できる体制や,初心者に対する釣りの指導など,協力できる点を検討していきたい。
 なお,この取り組みは,外来魚を釣りという行為を通じて駆除し,釣り人に河川の生態系や環境を守る意識を伝えることができる観点で意義あるものであり,今後とも支援していきたい。

・総参加者数 59名 うち釣れた者27名,釣れなかった者32名
・駆除総量  107.6kg
・優勝者   13.25kg 9匹
・大物賞   5.0kg 83cm 最大匹数/人 12匹
※参考 髙濱 1.2kg 2匹 19位

アメナマ1

アメナマ2

3アメナマ

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